Flashデータを救済する(2020年問題)

しばらく地方へ行ったり、専門学校の講師のお話をいただくなどバタバタしていましたが、

やっと落ち着いたのでブログやります。

これからを担う若い方々の元気な姿を見ると、学校っていいなぁと感じます。





2020年以降、FlashPlayerサポート終了によりWeb上すべてのFlashが動作しなくなります。

そしてそれはAdobe AnimateからFlashの制作環境もなくなるということを意味します。

Flashを動作させるために必要なFlashPlayerのサポートが終了するわけですから。


実際Adobeサポートに今後の制作環境について見解を伺った際、

是とも非とも明確な返事はなく、常に「続く保証はない」のネガティブな話一点張りです。




つまり、そういうことです



過去に一度「FlashProjector」というPC上で動作させるアプリの書き出し機能が廃止され、

相次ぐ苦情から次のバージョンで復活しましたが、そんな経緯もあり、

Adobeは割と簡単に機能を捨てることが多いんです。


ですのでFlashの「元データ」をお持ちの方は、Flash環境が搭載されている

バージョンのAdobe Animateを削除せずそのまま保持しておいてください。


そしてAdobeサポートも強く勧めていましたが、Webを介さない映像制作の方も、

早い段階で次世代環境HTML 5 CANVASヘ移行された方が良いと思います。

Flashの3割動作で機能制限も多いですが、その辺りは割り切っていきましょう。




Flashデータの救済


ということで救済です。

実はFlashはブラウザを介さなくともWeb展開可能です。

本当はこの場でその技術情報を公開したいのですが、これをよく思わない方もいることから

HP最下部のメーラーからご連絡いただければご提供します。



今のブラウザがダメなら
新たなブラウザを作ればいい



そんな発想で、仕組みは割と簡単です。

必要条件は下記の通り。


・AdobeFlash または AdobeAnimate で作成している

・パブリッシュ前の「元データ」がある

・スクリプトが理解できる


ActionScript 2 、3 どちらでもかまいませんが、2 は Animate が対応していません。

Flashは割とバージョンに依存するので、作成した時点のアプリがあるとベストです。

あくまで情報提供だけで直接的な作業はしませんが、

どうしてもという場合にはご相談ください。


それでは2020年以降もFlashデータを存続させたい方はご連絡ください。

何とかなります。



▶HP: https://protocol.stars.ne.jp/





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