今後の制作方針

ブログの更新が遅くなり申し訳ないです。

しばらく制作環境に関わることについていろいろ調べていたのですが、

何かこう自分が考えている以上に「思い通りではない」というところがあり、

まだ正しく答えは出ていませんが、先にお話した方がいいかな... と思いまして

今回はゲームの制作ではなく「今後の方針」についてお話しいたします。


そんなにネガティブな話ではありません。

ただ専門的でそこそこ難しいお話のため、興味ない方には退屈な内容かと思いますので

無理にお付き合いいただかなくても大丈夫です。ʕ^ᴥ^;ʔ



その前に絵を1つ。

当方ゲームPROTOCOLの登場人物、美しき物理学者「アイ」。

竹を割って蹴っ飛ばすような性格で、男勝りの言動、

誰よりも深い愛情を示すお気に入りのキャラです。


この人は続編には登場しません。

絵の練習で描いていたのですが、せっかくなのでTwitterのヘッダー絵にして

いつもお世話になっているアイの素敵な声優さま、

あゆむさんにお礼としてお納めいたしました。


お気づきかと思いますが続編キャラは前作より見た目を若く描いています。

画力が向上していくと、人によっては若く描くか、

大人っぽく描くか別れていくという話を聞いたことがあります。

どうなんだろう...





さぁ、今後の方針をお話ししていきましょうか。

こんな話から入るのも何ですが、当方ゲームで使用しているブラウザ機能

「Flash 」は2020年にサポート終了となりWeb上で使えなくなります。

つまりブラウザ型フラッシュゲームや映像、広告などが

Webから一気になくなるということです。

まぁ制作前からわかっていたことですが、それでも何となく2、3年くらい

伸びそうな気はしています… ʕ-ᴥ – ʔ


別にフラッシュそのものがなくなるという訳ではないんです。

簡単に言えば


 ・Flash(Webフラッシュプラグイン)→  サポート終了

 ・.flaデータ(フラッシュデータ)→  継続サポート


Webで活躍していたフラッシュデータは今後オーサリングデータ

(個人PCまたはグループPC環境のみで動作するデータ)になります。


FlashはWebと関係ない映像や教育分野などでも幅広く使われ、

システム化された遺産も多くあることから

開発元であるAdobeはWebに関わらないところで

そのまますべてを利用できるようにサポートするそうです。


ということで、当方ゲームはその頃になりましたら

Flashプロジェクター(Flashデータを読み込んでプレイできるユーティリティー)を

セットしたパッケージ型ダウンロードゲームになる予定です。


・セットデータをPCへダウンロード(圧縮ファイル) → 解凍 → 

 プロジェクター起動 → プレイ


これならOSやブラウザは関係なくなりますし、ローディング時間もないです。

最初からこのやり方で公開した方が良かったのかもしれませんが、

自分はブラウザゲームにあこがれていましたからねぇ…


まぁFlashに限らず、多くのWebプラットフォームが終わりを迎え、

過去のゲームが現代のゲーム機に対応していないように、

過去の携帯電話が現代の通信に対応していないように、

WindowsXPのアプリがWindows10で動かないように、

どんなに素晴らしい技術でも、理由様々に終演を必ず迎えるんです。

そう、次世代Web環境「HTML5」も同じように終演を迎えるときがきっと来ます。



こんな話の流れで申し訳ありませんが、現行制作環境の

「Flash」から「HTML5 CANVAS」への移行についてお話ししていきます。


年が明けてからHTML5 Canvasについていろいろ調べてきましたが、

全体的な機能、速度はFlashの約3/1程で、最近やっとストリーミング音声に対応できたとか

Flashでは昔から当たり前のように出来たことが出来ず、

この状態では前作のようなフルアニメーションや複雑な演出は難しいかもしれません。



うーん... ʕ´•ᴥ•`ʔ



成熟したFlashとは異なり、HTML5はまだまだ発展途上なんですかね。

いずれにしても未経験のためいきなり対応出来ないので、

Flash版を作りながら、平行してHTML5版へ移行をさせていくやり方で

行こうかと思っています。(←移行なだけに)ʕ`•ᴥ•´;ʔ


実は学んで蓄積されたFlashの技術の損失はそんなにないんです。

Flashは「ActionScript 3」、HTML5 Canvasは「JavaScript」、

ActionScript 3は元々JavaScriptから派生したほぼ同型構造の言語なので、

Flash版のScript箇所の部分的な差し替えだけで移行できます。


と、Adobeは言っていましたがそのあたりの変更情報があまりにも少なく、

しかもAnimateのJavaは一般的なのJavaの仕様と異なることから、

マウスポインタ1つ動かす変更だけでいろんなサイトを長く探しました。



簡単言うなよ…

困るんだよ… 

お腹ペコまくりだよ… ʕ´•ᴥ•`ʔ 



PC動力を総動員させて動く「WebGL版」という選択肢もありますが、

Scriptでまかなう箇所が多すぎるため自分には無理ですかね...


なので完成度の高いFlash版と、そこそこでもWebで動くHTML5版、

この2つを平行に作成していこうと思います。

Flash版は前作と合わせてダウンロードプレイ出来るようにしようかな。

やったね!ʕ•̀ω•́ʔ✧


環境の変化に合わせていくことは本当に大変で、HTML5の真実を知ったときは

ゲーム作れないんじゃないかと不安になりましたが、

何か駄目な子を見ているような気分になってきて最近少し吹っ切れました。



大丈夫!何とかなる! ฅʕ•ᴥ•ʔฅ



完成までにはいろいろ出来ることも増えていると思います。

それにある意味これでやっと前作ブログのような奮闘記になるかもしれません。

さぁがんばっていきましょうか!






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